はなまつり

 
……………………………………………………
The Day of Buddha's Birth
青松寺 花まつり
……………………………………………………

 
4月8日はお釈迦さまの誕生日です。
お生まれになったとき、天地が祝福し、花や、あまい甘露の雨を降らしたということにちなみ、日本のお寺では毎年、お釈迦さまの誕生を祝う「花まつり」法要を行い、花に飾られたお釈迦さまの誕生仏に甘茶をかける風習が受けつがれています。
お釈迦さまは この世に生きるすべてのものは「かけがえのない存在」であるとお示しになりました。私たちの生命(いのち)は、互いに かけがえのない たくさんのいのちに支えられ生かされています。こんなすばらしいことはありません。そのことをお釈迦さまは「天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)」(すべてのいのちが、誰とも比べられない尊いいのち)とお唱えになられたのです。
花まつりは、私たちが与えられたいのちに改めて感謝する日でもあります。
 
 

…◆…◆…◆… お釈迦さまのことば …◆…◆…◆…
 
 

お釈迦さまが誕生されたルンビニ―の
花園のように彩色豊かな「花御堂」

木や草や山や川がそこにあるように、
 人も自然の中に生まれたからには、ちゃんと意味を持って生きている。
 あらゆるものとの繋がりをもって、広い世界の繋がりの中で、
 誰もが必ず大切な役目をしているのだ。
 人に動かされている自分、自分が動かしている誰か、
 それに気づいた時、
 悟りは初めて光となり、言葉は初めて人を動かす。
 ほら、目を見開いて見渡せば、世界は今日もこんなに美しい。
 どのいのちも、どのいのちも、皆光り輝いている。