青松護持会講座

仏教歳時記

お寺での四季折々の行持。
その背景にある仏教的意義や教えを紐解きながら、
いま世の中で起こる出来事を仏教の視点で見つめなおす講座です


次回:令和6年12月21日(土)13:30~(11月は休講)
講師:金子真介 老師
場所:青松寺 貝塚ホール
申込:初めてお越しの方は、次のメールアドレスまで氏名・ご住所をお知らせください。seisyouji@basil.ocn.ne.jp
会費:檀信徒 不要/一般 500円

 

仏教歳時記開講の思い

私達日本人の暮らしのそこかしこに仏教があります。
それは仏教語や仏教行事、それに仏教的生活習慣等々です。
 
  彼岸花咲ける間(あわひ)の道を行く
  行き極まれば母に会ふらし
 
美智子皇后様の御歌ですが、このように、その人が仏教徒で有る無しにかかわらず、私達の暮らしには仏教が深く浸透しています。
 そこで今期の青松講座では、その季節やその月その日に関わる仏教語や仏教行持を取り上げ、その真意を明らかにし、私達の暮らしに生かしたいと思い、仏教歳時記を企画致しました。
 四月と聞けば新入学新入社、五月は節句に大型連休、そして五月病という現代の歳時記に、仏教はどのような言葉や行持を書き加えるのでしょうか。仏教歳時記から新たな季節感と、我があるべきやうを読み取りたいと思います。  
 
  牡(ぼ)丹(たん)花(か)は咲き定まりて静かなり
  花の占めたる位置のたしかさ
  金子 真介
 

金子真介老師のご紹介

長崎県 禅心寺東堂、「生と死をみつめるセミナー」代表
青松寺授戒会で、現代における生と死の問題をお話しなされた金子真介師が講師をおつとめくださいます。
 

お申込み

参加希望の方は次のいづれかにて事前にお申込ください。
(お名前、連絡先、青松講座参加希望の旨を記入)
メール seisyouji@basil.ocn.ne.jp
電話  03‐3431‐3575
FAX  03‐3431‐3536

諸注意

・体調の悪い方は参加をご遠慮ください(ご自宅にて検温してください)
・受付にて氏名、連絡先を確認します
・入室前の手指の消毒にご協力下さい
・マスクは各自のご判断にてご着用下さい
・状況に応じて感染対策のため窓を開け換気します

これまで開かれた青松講座

青松護持会講座「仏教歳時記」

(平成27年5月からの第一期)
季節やその月その日に関わる仏教語や仏教行持を取り上げ、その真意を明らかにし、私達の暮らしに生かしたいと思います。仏教歳時記から新たな季節感と、我があるべきやうを読み取りたいと思います。


青松護持会講座「仏遺教経に学ぶ」「涅槃経に即して~ブッダ最期の旅~」

釈尊最後の肉声ともいえる御遺言の教誡を、時空を超え、仏滅に会する仏弟子の心になって共に習学いたしたい。


青松講座Ⅲ「修証義に学ぶ」

修証義の一句一語に道元禅師と修証義編纂者達の思いを汲み取りながら、今の時代を人間らしく生ききる智慧を共に学びたい。


青松講座Ⅱ「ダンマパダ(法句経)に学ぶ」

ダンマパダを読み解く作業は仏教の姿を透明化すると同時に社会原動力の基盤にもなるであろう。言い替えてみれば、ダンマパダそのものが、仏教の普遍性を主張しており、まさしく現代人に語りかける最良の仏典であるといっても過言ではない。


青松講座Ⅰ「いのちにならう~般若心経に学ぶ~」

人は幸福を求めて、人生という旅をしています。しかし多くは真の幸福が得られずに苦しんでいるのです。その原因はおそらく、求むべき真の幸福の相や旅そのものの実相を知らぬまま、徒に彷徨っているからではないでしょうか。