護持会行持

青松寺護持会とは

青松寺護持会は、お寺と檀信徒の皆さまとの相互の交流と研鑚を深めるため、2003年5月17日に設立されました。
護持会とは菩提寺の護持を意味します。また、「護」とは苦楽の中に生きたご先祖の願いに連なる私のいのち、これを真ん中真っ直ぐに護ること、「持」とはご先祖も生きる軸とした仏さまの教えを私もよく持つ(たもつ)ことでありましょう。素直ないのちにあって功徳を積む護持会行持は、自ずとご先祖への報恩となるのです。
護持会では年間を通じて様々な講座、イベントを開催しています。菩提寺を青松寺とする深い縁に結ばれた善き仲間との会に、是非ご参加ください。
 

仏教歳時記

青松護持会講座「仏教歳時記」


お寺での四季折々の行持。
その背景にある仏教的意義や教えを紐解きながら、
いま世の中で起こる出来事を仏教の視点で見つめなおす講座です
 

詳細はこちらのページをご覧ください

写経の会

写経の会について

「般若心経」を書写します。「般若心経」は、玄奘三蔵法師によって訳出された経典で、写経会場の掛軸はその玄奘法師の手によって書かれた最古の般若心経の石碑拓本です。
筆の持ち方から墨のすり方、写経の仕方まで、谷村先生が初めての方にもわかりやすく丁寧に教えてくださいます。一文字、一文字心を込めて書写し終えた般若心経は、納経法要にてご本尊様にお供えし、願文のご供養をいたします。
写経会場は、やわらかい陽の光が差し込む貝塚ホールです。ホールはイス席となっております。
 

講師 谷村雋堂 先生
日時 毎月第2木曜日・13~17時
会費 納経料として2000円/回
会場 青松寺貝塚ホール(イス席)
備考 「写経用紙2枚、手本用台紙、筆」など必要な道具類は用意してあります。16時半頃迄に写経し終えられるよう、お時間にゆとりを持ってお越しください。申込みは不要です。
 

ご参加の方は、以下の注意事項をよくご確認ください

・体調の悪い方は参加をご遠慮ください
・受付にて氏名、連絡先を確認します
・入室前の手指の消毒にご協力下さい
・マスクは各自のご判断にてご着用下さい
・状況に応じて感染対策のため窓を開け換気します
・座席数には限りがありお待ちいただく事もあります、ご了承ください

  

納経法要

平成15年の護持会発足以来、皆さまが静寂の中に身を置き、姿勢を正しくされ、一筆一筆心を込めて一巻、二巻と写経して下さったものが千巻となる折に、本堂でご本尊様に納経する法要をお勤めしてきました。写経とともに「般若心経を写された方々の思い」をお納めいたしました。
納経法要のページ 

 お袈裟を縫う会

お袈裟を縫う会について

お袈裟とは、お釈迦さまが仏弟子達のために定められた衣服で、世間の人が顧みない捨てられた布や、余り布の小片を縫い合わせて作られ、仏法が正しく伝えられた証しとして伝授されてきました。これを身に着ければ、人生の悩みから解脱(=解き放たれる) できるということで、解脱服(げだっぷく)とも言われます。
禅宗寺院では、法(教え)を師匠から弟子に伝えることを「衣鉢を伝える」と言います。「衣鉢」の「衣」は お袈裟、「鉢」はご飯を食べる器のことです。お袈裟は、鉢とともに法が正しく伝えられた証しとして大事にされています。特に道元禅師さまは 、『正法眼蔵』「袈裟功徳」の巻の中で、「お袈裟そのものが仏の身心である」とお袈裟の功徳を丁寧に説かれ、お袈裟を身に着けることの功徳は、広大無辺で、一度身に着けることによって一切の悪を断って最高の悟りを完成できると説いておられます。
道元禅師さまの説かれる仏道の世界に近づきたいと思われる方は、お釈迦さまから伝わったお袈裟を見て、それを現代でも縫えると知るところから始めるのも一つの方法です。お袈裟を一針一針縫い上げることは、縫う方自身の心を修め、計り知れない善根功徳を積むものとされています。
お袈裟は身に着ける人自身が、身体の大きさにあわせて裁縫するものとされています。また、お袈裟を縫って僧に供養する(布施をする)ことも大変な功徳を積むことであります。
お袈裟を縫う会に興味がおありの方は、実際に針を持ちお袈裟を縫う方々の様子を見学され、よかったら一緒に縫われることをお勧めいたします。お気軽にお立ち寄りください。
 

日時 毎月第3水曜日・13時~18時
会費 無料
会場 青松寺含海山(青松寺隣接 MORIタワー34階)
持物 お裁縫道具をお持ちください
備考 2018年11月より入館方法が変更となりました。初めて参加される方は青松寺にお問合せください。 
 

活動再開のお知らせ

昨今の新型肺炎流行を考慮し長らく活動を休止しておりましたが、令和5年5月17日より再開することと致しました。下記注意点を良くお読み頂いた上でのご参加をお願い致します。
 
・体調の悪い方は参加をご遠慮ください(ご自宅にて検温してください)
・受付にて氏名と連絡先を確認します
・受付での手指の消毒にご協力下さい
・原則としてマスクをご着用下さい
 

お袈裟を縫う会の様子

先ずは裁断された布に線を引き、パーツごとに縫い合わせてゆきます。集う人々が教えあいながら、和やかな雰囲気の中で、一針一針縫ってゆきます。最初は楽しくおしゃべりをしながら、段々に誰もが手元に熱中しはじめ、シンとした心地よい時間が流れます。
お袈裟の裁縫には昔ながらのお裁縫道具「くけ台」というものを使い、布をピンと張った状態で縫います。
初めのうちは五条衣(小さく簡略化されたお袈裟)から縫いますが、熟練してくると大きく、パッチワークのようにかわいらしいお袈裟を縫います。個人差はありますが五条衣を4~5枚縫うと、七条のお袈裟に移ることができます。
 

講師 古川治道老師

群馬県応永寺のご住職。
ゆったりとした穏やかな口調で、笑いを交えながら教えくださいます。初めて縫われた大学生時代よりずっと続けておいでです。
 

受衣作法

お袈裟を縫った方、身につける方が参加され、儀式をおつとめします。仏さまとのきまりを守ることをお誓いし、これからの生活指針にしてゆくその証しとして、お袈裟を身に受ける(受衣)という儀式です。式の最後には、お釈迦さまがお袈裟の功徳を述べた「法衣十勝利」というお経を皆さんでお唱えします。
 

キッズサンガ

キッズサンガについて

「キッズ」とはお子さんたち、「サンガ」とは仏教においては修行する者たちの集まりを意味します。青松寺では、夏休みの時期に小学生のお子さんを対象とした催し「キッズサンガ」を開催しています。
仏さまへのお参り、坐禅、作務(掃除)、食事作法など、お寺の行持を通じ、
規則正しい生活の大切さを学びましょう!お寺の探検や、お楽しみの時間も設けています。一日、お寺での生活を体験してみませんか?
 

概要

日時 青松寺(東京) 令和5年7月21日(金)9:30~16:00頃
   青松寺軽井沢別院 令和5年8月1日(火)9:30~16:30
対象 小学1年生~6年生
※本年は数年ぶりに開催のため、中学生も数名受け入れます。ご相談ください。
○ 青松寺(東京)  : 主に青松寺檀信徒、そのお友達
○ 青松寺軽井沢別院 : 主に軽井沢近隣にお住い、又はこの時期 軽井沢に来ているお子さん
申込制です。詳細をお知りになりたい場合はお寺までご連絡ください。
 
※令和5年のキッズサンガは無事に開催されました。
 また来年度もご参加をお待ちしております。

作法是凛凛

いのちを美しく運ぶ所作 ~こころを映す身のこなし~

<講座内容例>
・訪問の時・来訪の時の礼儀
・玄関挨拶時の立ち居振る舞い
・手土産を差し上げる時、頂く時の作法
・お茶のお出し仕方、頂く側の所作
お茶とお茶菓子、あなたは普段どのように置いていますか?日常生活の中での、なにげないあれもこれも。
 

概要

日 程 令和6年2月14日(水)
時 間 10:00~12:00(9:50迄に玄関受付にお越しください)
講 師 新保とし子先生(小笠原流礼法宗家本部師範、青松寺檀信徒)
対 象 青松寺檀信徒、ご親戚、並びにそのご友人
申 込 次の申込フォームより、参加者皆様のお名前等をご記入の上、開催日5日前迄にお送りください。
申込フォーム

団体参拝旅行

檀信徒の皆さんと旅の思い出を

年に一度、檀信徒の皆さまと全国の御寺院などへ参拝する旅行を企画しています。これまで福井の大本山永平寺や、ありがたくご縁をいただいた御寺院へお参りし、旅路の観光地を巡り、目にも楽しい郷土料理に舌鼓をうち、たくさんの思い出も手伝って皆さまとの親睦を深めてまいりました。
初めての方でも、家族旅行のようにきっと安心してご参加いただけることと存じます。ご案内は護持会報とともに郵送にてお知らせしています。
次回をどうぞお楽しみに。
 

募集要項

対象 青松寺檀信徒
募集 ご案内は護持会報とともに郵送にてお知らせします

精進料理教室

精進料理について

精進料理とはお寺の食事のことです。精進とは仏道修行に専心し、行いを慎み、身を清める事、一生懸命に努力することです。
精進料理に親しむようになると、真摯に食材に向き合い、自然と食物に対する感謝の念が沸くことでしょう。また、丁寧に作業を進める中で、調理以外の「礼儀作法」や「生活習慣」までもが見直されてゆきます。
皆さんと食を楽しむと共に、あらゆる作法を通じ、自らの立ち居振る舞いの中に「いのち」とはなにかを見つめてゆく時間になればと願っています。
 

募集要項

対象 主に青松寺檀信徒の方
募集 ご案内は護持会報とともに郵送にてお知らせします