『正法眼蔵』に学ぶ会
開催要項
日時 毎月第4水曜日・19~20時頃
申込 不要/当日、受付にて氏名・連絡先をお書き頂きます
会費 無料
会場 貝塚ホール(青松寺地下・椅子席)
備考 『正法眼蔵(二)』(岩波文庫・水野弥穂子訳注)をお持ちください。
・体調の悪い方は参加をご遠慮ください
・マスクは各自のご判断にて着用下さい
・会場入口での手指の消毒にご協力下さい
・感染対策のため場合により窓を開け換気しますので防寒対策は各自お願い致します
・感染症の拡大状況によっては中止になる可能性があります。
「 『正法眼蔵』に学ぶ会」を開くにあたって
竹村 牧男
大不夜城のように活動しつづける東京の夜にあって、人はどのように時間の河を泳いでいくのでしょうか。雑踏と喧騒の中を酔いに浸りつつ、明日への想いを紡ぎつづけようとするのでしょうか。
けれども、結局は、自己と社会の現実から、逃れつづけようとしてしまってはいないでしょうか。日常の虚しさのなかで、ほかならぬ自分自身を見つめることさえ、忘れ去ってはいないでしょうか。
せめて一月に一夜、静かに自己を省み、何をしようとして生きていたのか、
あたらめて考えてみる機会を持ってみたらいかがでしょう。
ここは都会のまんなかの静寂のお寺、古人の求道の歴史が染みこんでいる聖空間です。
道元禅師は、「仏道をならうというは、自己をならうなり」と喝破しました。
その道元禅師の御著『正法眼蔵』を少しずつ拝読し、
この世に自己があることへの了解を、わずかでも深めてみたいと思うのです。
講師 竹村牧男 先生
『正法眼蔵』に学ぶ会の様子
『正法眼蔵』に学ぶ会の講義録が本になりました
道元禅師が言葉に言葉を重ねて書き上げられた『正法眼蔵』。その真理に、禅、唯識、華厳、法華、哲学、キリスト教など、さまざまな角度からアプローチした、『正法眼蔵』の世界に新たな光をあてる究極の一冊。
現在、東京青松寺で開催されている「正法眼蔵に学ぶ会」の講義から「現成公案」「摩詞般若波羅蜜」の巻を収録。幅広い聴講者のために語りかけた、『正法眼蔵』の解説書としては、まれにみるやさしさと丁寧さです。(大法輪閣出版案内より)
現在、東京青松寺で開催されている「正法眼蔵に学ぶ会」の講義から「現成公案」「摩詞般若波羅蜜」の巻を収録。幅広い聴講者のために語りかけた、『正法眼蔵』の解説書としては、まれにみるやさしさと丁寧さです。(大法輪閣出版案内より)