坐禅の会

 
軽井沢青松寺別院 坐禅堂      
 仏道をならふというは 自己をならふなり       
 自己をならふというは 自己をわするるなり      
 自己をわするるというは 万法に證せらるるなり    
 万法に證せらるるというは 自己の心身        
 および佗己の身心をして脱落せしむるなり       

   正法眼蔵『現成公案』より         

軽井沢青松寺別院の坐禅

曹洞宗の方法に則り40分の坐禅をします。初めて坐禅を組む方には、僧堂の歩き方、手の組み方、坐り方などの所作から心構えまでお教えしますのでご安心ください。
窓の外には木漏れ日の降り注ぐ緑豊かな境内が続きます。文殊菩薩様の見守る静かな坐禅堂にて、心穏やかなるひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。
 

参加要項

 
◉ 日 程 令和5年8月4日(金)
 
◉ 時 間 10:00〜11:00
      初めての方は指導をしますので9:40までにお越しください
      初心者指導15分、坐禅40分、法話の予定
◉ 場 所 軽井沢青松寺別院 坐禅堂
◉ 費 用 不要
◉ 服 装 体を締め付けないゆったりした服装でおいで下さい
      ロッカーがありますので到着後にお着替えもできます
◉ 申 込 メールまたは電話にて、下記事項をお知らせください 
      氏名(よみがな)、連絡先、参加希望日
     karuizawa_seishoji@yahoo.co.jp
     0267−41−0563

坐禅とは

坐禅は仏道の入門です。お釈様が、ご出家後の6年に及ぶ苦行をやめられ、世のありとあらゆる物のあるべき姿を正しく見極めるという考えの坐禅によって、「世の中すべての存在は、仏の姿、悟りとして表れている」という悟りをお開きになったからです。
坐禅は、物事の真実の姿や在り方を見極め、これに正しく対処していく心の働きを調えることです。これは物事の表面にとらわれて、好き嫌いや善し悪しの心の動きがあってはできません。
環境の事象にとらわれることなく、真実の在り方を見極め対処していくことを「解脱」ともいいます。この「解脱」の道を体得するのが禅の真義なのです。